暮らしに役立つ正露丸

小生が子供の頃は、今より薬のバリエーションが少なく征露丸は万能薬として広く使われていました。腹痛は言うに及ばず、頭痛や歯痛にも使われていました。

何か痛い時には征露丸てな感じでしたね。歯痛の時には虫歯の穴に征露丸を詰めて鎮痛するなど今ではとても考えられない療法で、これが又何故か効き目があったんですね。

小学校や中学校の保健室の常備薬でした。夏休みの提出物で昆虫表標本などを提出する時に防腐剤代わりに征露丸を入れて来る輩もいました。きっと鎮痛や防腐効果があるんですかね。

ちなみに当時からある家庭薬のブランドとしては、征露丸の他には、アリナミン、ベンザ、リポビタン、ポポンエスなどを記憶しています。

征露丸といえば、あの臭いが第一の特徴です。歯痛で歯に征露丸を詰めている友人と話していると自分も毒が抜ける様な気分になったりしたものです。

征露<丸という名前は、真剣に考えると凄い名前かもしれませんね。調べてみないとわかりませんが、

露西亜を征するという意味があったりするのですかね。最近亜細亜の近隣諸国で偏ったナショナリズムが発生していますが、この名前などは真っ先に槍玉にあげられそうですね。

もっと心を広く持たなければ、本当の世界平和は実現できないと思いますが如何でしょうか。日本もマスコミをはじめとして、もっと毅然と対応して欲しいものです。

さてさて征露丸のオフィスにおける活用方法を考えてみました。あの独特の臭いを活用しましょう。

例えば、意味が無い指示ばかり出して、ただ忙しくするだけで、朝令暮改の役にたたない取締役が休みの時に引き出しの奥にそっと征露丸を忍ばせて彼の書類にあの独特の臭いを染み込ませておくなんてのはどうでしょう。

勿論彼の休暇明け前に征露丸そのものは引き上げておきましょう。彼の周辺に強烈な臭いだけが残り証拠は闇の中なんて事があれば痛快ですが、絵空事、想像の世界の話にしておきましょう。

すみませんつまらない話をしてしまいました。

別れ話を切り出す道具として征露丸を使ってみてはどうでしょう。征露丸を１０粒程度口に含み、別れ話を切り出すと、話がスムースに進むなんて事は有り得ませんかね。

宴会芸で、『征露丸行きます』といって、茶碗のご飯の上に征露丸を敷き詰め、一気にかき込むなんてのは、ひんしゅくを買うだけで、うけないすよね。それに食べた後の胃の調子も心配ですね。

中学の時によくやったのですが、征露丸を鼻の穴に詰めて、一息で飛ばしっこをして距離を競うなんてのも現代では受け入れられないでしょうね。

お弁当の梅干の代わりに征露丸なんてのも食欲減退ですね。

鎮痛剤として効くのですから、痔に悩みがある方は、歯の穴に詰めるのと同じくして、患部に征露丸を埋め込むというのはどうでしょう。

オナラと一緒に征露丸が飛び出す危険性がありますが、臭いは中和されるかもしれません。そうそう色艶はウサギの糞ににてますよね。

最近は糖衣錠が一般的の様ですが、正統派は元祖征露丸をこよなく愛用したいものです。

以上、なんとなく征露丸について考えてみました。