サラリーマンレポート >> 出張こぼれ話 >> 札幌レポート May 2006
5月1日~3日まで、まだまだ春浅い札幌へ。札幌市街散策とお土産についてのメモランダム。
初日(移動日)-- きっかけは『行っちゃった方がいいんじゃない !! 』
連休のはざまの5月1日、会社を終わって外へ出ると羽田空港行きのバスが目の前を通り過ぎて行きます。 思わず『そうだ、札幌行こう』、『行っちゃった方がいいんじゃない。』という事で
・・・・・衝動的にジャスト10,000円スカイマークに飛び乗って札幌へ。
衝動にかられる程若くはありません。でも、こんな予定外の行動があったっていいじゃない
時は正にゴールデンウィーク。サラリーマンのささやかな息抜き、プチ・リフレッシュです。
『時は今 あめが下知る 五月かな』by 明智光秀
真夏日だった東京に比べて、札幌は寒いっ。気温6℃、東京と比べて20℃以上の温度差です。
札幌駅から急遽予約した札幌グランドホテルに移動する途中に冷えた大腸君が鳴動し始めました。
グランドホテルを目前にして限界へ・・・・・でも救いの神あり。手前の三井ビル(JALが1階に入居しているビルです)1階のトイレに助けられました。
夜の9時だというのに正面入口から目的の場所に直行です。トイレはセキュリティーチェックの外に配置され、更にウオッシュレット付きという素晴らしさ。
トイレを一般に開放しない風潮となってきている昨今に、感謝以外の何者でもありません。もしも三井ビルがなかったらと思うとゾットします。
(三井ビルは残念ながら建て替えられました、2011年追記)
夜食は、大腸君に配慮してラーメンサラダに軽くビールで乾杯。
2日目 -- 飲んだくれて Refresh
普段やりたくてもできない事を思いっきりしてみる、気分転換って必要です
例えば、いつも出張先のホテルでもう10分寝ていたいと思っている所を今朝は思いっきり1時間寝坊するとか、居酒屋さんじゃなくてお寿司屋さんへ行くとか、いつもよりもう1軒余計にはしごするといった他愛も無いことですが・・・・・正にプチリフレッシュ。
寿司食って、ジンギスカン食って、サッポロビール飲んで、ニッカウィスキー飲んで、わけわかんなくなるという、結局は、いつものパターンですが、翌日のことやお客様のことなど一切考えずにマイペースの時間を過ごすのは最高です。
この季節、意外と旬のものって無いんです。アスパラとかたらのめとかといった野菜類が旨かったですが、魚介類は、ホタテや牡蠣には遅いし、秋刀魚や鮭には早いし、ちょっと中途半端な時期かもしれません。まだ雪が無くなっただけで桜も咲いていません、駅前通りの並木も寒々としています。網走では5月の雪が降ったそうです。
気分転換したせいでしょうか、これまで気が付かなかったことに気が付きました。札幌の信号機は縦に並んでいるんですね。縦に上から 赤 黄 緑 と並んでいます。東京では横に左から 緑 黄 赤 と並んでいます。
積もる雪への配慮でしょうか ? そう言えば、映画で見るアメリカの信号も縦でしたね。
兎に角寒いので、行動範囲が狭まってしまうのが残念です。洋服を合わせれば、どうと言うこと無い寒さですが、なんせ衝動的に来てしまったもんで準備不足は否めません。
TV/CMにある『ご利用は計画的に』『事前にしっかり確認しましょう』ってことですね。
3日目 -- のんびり1日札幌散歩で Refresh
5月3日の札幌は快晴。暖かい日差しにちょっとひんやりした風がそよぎます。
たっぷり睡眠をとったおかげで、午前様とは思えない爽快な朝です。
グランドホテルの朝食バイキングもいつもにも増して美味しく感じます。アップルパイとコーヒーでしめて、いざ散策に、健康的な1日のスタートです。
東京の新宿、渋谷、丸の内・大手町、神田周辺、日比谷公園など様々な町のスタイルを1箇所に凝縮した様な札幌City。
地下鉄やバスに健脚をからめると1日でイロイロな光景を目にする事ができます。ススキノでエロエロな夜の後は、イロイロと行きやしょう。
地下鉄・バス・路面電車に使えるウィズユーカードがお得です。1000円で1100円分使えます。オススメは、路面電車の写真入りカード。路面電車内か西四丁目駅自動販売機でのみ買える限定カードです。土日休日は、500円で地下鉄乗り放題のドニチカ切符もあります。
足の向くまま気の向くまま、足取り軽く大倉山へ。地下鉄円山公園からバスで10分、ジャンプ競技で有名な大倉山に到着。
ここからは、札幌市街が一望できます。市街のその先には、まだ雪化粧した山並みが見えます。くっきりと残雪が見て取れ、ちょっと冷たい澄んだ空気が心地良く吹き抜けて行きます。
ジャンプ台を目の当たりのして、あらためて過酷な競技である事を知りました。原田選手が何度もバッケンレコードを更新している凄い選手であったことも再認識しました。
さて、ここでは、大倉山限定販売ジャンプキーホルダーを購入。札幌の友人が気に入って愛用している逸品です。
キーホルダーといえば、今話題なのは、さっぽろテレビ塔限定販売の『テレビ父さん』と時計台の『時計大臣』。このキーホルダーは、どこかのどかでオジサンが持っていてもお洒落かもしれません。
写真左から、①大倉山限定販売ジャンプキーホルダー、②新千歳空港で北海道限定の KitKat を購入するとおまけでもらえるKitKatのストラップ、③時計大臣、④テレビ父さん、⑤北海道大学ポプラ並木の木で作ったクラーク博士のストラップ
テレビ塔に戻った所で、大通り公園のベンチで陽光を浴びながらのんびり居眠り。美味しそうなにおいで目が覚めました。早速300円の焼きとうきびをがぶりといただきます。同じ値段でゆでとうきびもあり、楊枝付きで、食べた後もスッキリ。この楊枝、ちょっとした事ですが、さりげない配慮がにくいですね。
お腹も目覚めたところで、目と鼻の先、西六丁目の NEW YORK CAFE で電車通りをぼんやり眺めながらランチ。たっぷりサラダ付き780円(平日730円)で大満足。プラス100円で、おかわり自由のコーヒーも飲めてオススメです。
(NEW YORK CAFE は残念ながら閉店しました、2011年追記)
少し遅い昼食の後は、札幌の街並みを散策。都会の中に北海道大学の植物園があったり、温泉があったりと、とても語りつくせません。一言で言うならば 『身近にあるスローライフ !!』
北大植物園は正に都会のオアシス、4月29日~11月3日まで開園され、入場料は400円です。この時期からがチャンスです。今回は余り時間が無く、ゆっくりと観察できませんでしたので、次回じっくりと散策したいと思います。
温泉は、ジャスマックプラザホテルのすすきの天然温泉『湯香郷』を代表に、アートホテルズ札幌の『パークサイド・スパ』、ホテルモントレエーデルホフ札幌の『カルロビ バリ スパ』などがあります。
ちょっと足を伸ばすと札幌駅の桑園に天然温泉やすらぎの湯『北のたまゆら』がありますし北大植物園のすぐそばに天然温泉 極楽湯もあります。
料金体系と設備は、それぞれ異なりますので、『事前によく確認しましょう』。
札幌のお土産について
リフレッシュした後は、札幌土産について考えてみます。
ご当地限定キーホルダーについてはふれましたが、お土産といえば、やはりお菓子です。札幌土産お菓子の定番は、六花亭、石屋製菓(白い恋人)、ロイズチョコレート、札幌タイムズスクエアなどですが、まだまだ良いものたくさんあります。
六花亭のお土産は、市内デパートの六花亭直営の売店で購入し、六花亭ポイントカードを作っておくとお得です。100円単位に1ポイントになり、50ポイントでマグカップ、90ポイントで風呂敷などと交換できます。六花亭はお土産として誰にでも喜ばれますので、結構すぐにポイントがたまります。
六花亭のお菓子はマルセイバターサンドやチョコレート類など様々ですが、どれも歓迎されます。イロイロと買うよりも六花亭の各種バラエティーでそろえるのも手です。ポイントも貯まりますし。
お土産は、いろいろと悩んで選ぶのが楽しいものですので、一概には何とも言えませんが、出張サラリーマンにとって六花亭は強い見方です。
お菓子と言えば、スノーベルの『とうきびチョコ』もおすすめです。1箱:630円で16個入り、軽くて持ち運びにも便利です。勿論お味もGood。新千歳空港でも購入可能。
それから、今、新千歳空港で売っている北海道限定のKitKatも美味しくてコンパクトでお土産に最適です。おまけでKitKatの携帯ストラップがもらえます。このストラップもKitKatそのものとそっくりの逸品です。裏に『食べられません』と丁寧な注意書きまである念の入れようです。
札幌で新発見
札幌で良い本を見つけましたので追記しておきます。
札幌駅そばの紀伊国屋書店の北海道関連書籍コーナーで見つけた 『ほっかいどう百年物語』(中西出版、STVラジオ編、1200円)
北海道の歴史を刻んだ人々の生い立ちやエピソードを1人8頁程度にコンパクトにまとめられています。ラジオ放送のシリーズを本にしたもので、1冊に30人以上のエピソードが載っています。続編・続々編もでています。
はじめて知ったこと、再認識したこと、感動の逸話など、盛りだくさんの内容。一つ一つの話が長くなく読みやすいので、出張の移動時などに最適な1冊です。
こういう本は、本屋さんで手にとってはじめて見つけることができます。
Amazon は、目的の本がある時は本屋さんより便利ですが、何となく読みたい本を探す時は、やはり本屋さんか図書館です。
今回痛感しました、『ススキノなしでも札幌最高!!、ススキノありで極上!!』
探求継続・・・・・ !!
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