サラリーマンレポート >> 出張こぼれ話 >> ANA vs JAL Part2
JAL が経営再建前で苦境に入りかけていた頃の体験談で、だいぶ以前のことではありますが、参考メモとして書き残します。
2006年7月2日から3日にかけて山口宇部空港へ出張しました。往路は ANA 復路は JAL を利用した当時の感想です。
CA の心遣い
ANA は、程よく事務的で、過剰でないサービスを感じます。さりげなく目を光らせて、ルール違反や一人よがりな客には、適切に注意しています。
例えば、機内に搭乗してからも携帯電話でメールしている若者とか(最近は、おじさん、おばさんにも、この手の方々を見かけます)、離陸着陸時にも平気でリクライニングシートを倒して前のテーブルを出しているオヤッサンとか、一人で大きな荷物を2個以上機内に持ち込んでくる不心得者などへ、適切に注意・勧告をしています。
(注)現在は飛行機の扉が閉じた後の電子機器の使用が禁じられています。
こういう方々に限って、もめごとの火種をかかえていますので、注意するにも神経を使うでしょうし、経験や対処ノウハウも必要でしょう。
相手が誰だろうが、ルール違反には毅然とした対応を求めてやみません。小さな誤りを正すことが大事を防ぐことになります。
荷物の収納状況や荷物収納棚のふたの閉め具合も二重チェックしている様子が見てとれます。
JAL には、ちょっと厳しいかもしれませんが、ただマニュアル通りの笑顔でお客様にゴマすり気味のサービスという感じがします。最近は改善されてきているように思いますので、少し言い過ぎかもしれませんが。ただし、携帯電話や離着陸時のリクライニング使用についての注意・勧告に監視が行き届いているとは思えませんし、気を遣い過ぎてこしがひけ見て見ぬふりといった風にも見えます。まずは身近な小事から正してはいかがでしょうか。
JAL の客室乗務員さんは、キャビン・アテンダントと言うよりも、どちらかと言うとキャビン・ホステスさんと感じることも ・・・・・ 勝手にうるさいことを書いてしまい、すみません。はたで見ているより、実際やってみると大変なのは、どの職業にあっても同じだと思います ・・・・・。
飲み物のサービス
ANA には、通常の飲み物メニューに月替わりのスペシャルドリンクが追加されます。7月は、マンゴウとアップルのミックスジュースで、これが結構美味い。お代わりして飲みたい気持ちになります。
(注)現在は、ANA My Choice と称して、お茶やリンゴジュースなどの決まった飲み物が無料で、300円前後からの有料飲料が用意されています。季節に合わせて無料飲料も有料飲料もラインアップが変更されます。
JAL には、スペシャルドリンクはありませんが、JALオリジナルの柚子のジュースがあります。これも結構な一杯で、疲れてチョット甘いものを飲みたい時などにピッタリです。出張の帰路には一杯と言わず二杯三杯と飲みたくなってしまいます。
機内オーディオサービス
好みによる違いでしかありませんが ・・・・・
落語チャンネンルは、それぞれ面白い落語・漫談がそろえてあり退屈させません。
音楽については、昔からジェットストリームなどを放送していたこともあり、JAL の方に大人の選曲を感じます。
JAL にはジャズチャンネルがありますが、ANA にはありません。
(注)現在は、ANA にもジャズチャンネルが加わりました。
ANA には月替わりでアーティストを特集したチャンネルがありますが、JAL の様にジャンル別チャンネルになっている方が選択し易い様に思います。
ANA の機内ビデオ放送、日本酒倶楽部、焼酎倶楽部はリラックスできる内容で、つい引き込まれてしまいます。着陸したらまずは一杯飲みに行きたくなってしまいます。(放送見なくても飲みに行っちゃいますけど・・・・・)
ANA 機内ビデオ放送では美味しいもの情報からビジネスのヒントまで工夫を凝らされた便組が提供されていて目が離せません。
両社それぞれ持ち味を出していると思います。これからも良い意味での競争を期待します。
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